日本歯科放射線学会 第64回学術大会

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このたび、NPO法人日本歯科放射線学会第64回学術大会を新潟市で開催させていただく運びとなりました。会期は2024年5月24日（金）から26日（日）、会場はイタリア軒です。新潟での総会・学術大会の開催は、日本歯科大学新潟生命歯学部の土持大会長が朱鷺メッセにおいて開催された2005年5月の第46回学術大会以来で、18年ぶりということになります。この文面をしたためているのは12月下旬で、雪に囲まれ移動もままならない状況ですが、5月は新潟では1年間で最も過ごしやすい気候になりますので、是非とも全国から足を伸ばしていただければと思います。皆様よくご存知のとおり新潟は食の宝庫、日本酒やお米をはじめとして、美味しいものには事欠かないことは折り紙つきです。そのため、今回のスケジュールでは、大会最終日にはランチョンセミナーは設けず、古町至近というイタリア軒の立地を活かして、ランチタイムには是非会場を出て、いまや世界的ブームとなっているおにぎりなど、豊かな食をお楽しみいただこうと思っています。

今回の大会のテーマは「乾坤一擲の想いで次代を拓く」とさせていただきました。時今やまさに混沌の時代に突入し、世界情勢はじめ先が見通せないというより、もはや従来にない斬新な感覚や価値観を獲得し、世界に発信していかないとこの島国はもたない、と誰もが肌感覚を持つようになっているように思います。四字熟語は私は割と好きなのですが、「乾坤一擲（けんこんいってき）」は特に気に入っており、今回のテーマとさせていただきました。運を天に任せてのるかそるかの大勝負をするという意味とされています。実は私はアニメオタクの端くれであり、某御大監督のアニメのサブタイトルだったことから知りました。ちょっと危なっかしい意味ですが、それくらいの気概がこれからは必要だろうという次代へのメッセージです。そうした今回のテーマにあわせるべく、特別講演にはリアルワールドでのAI実装に実績をお持ちの、Idein株式会社代表取締役・CEOの中村晃一様をお迎えすることといたしました。また、教育講演は神奈川県立がんセンターの古川まどか先生と新潟大学医学部保健学科の宮坂道夫先生に、花村信之メモリアルレクチャーは長崎大学の角先生と岩手医科大学の田中先生にお願いしております。さらに、市民公開講座には堀ちえみさんにご登壇いただく運びとなっております。

最後になりましたが、皆様を温かくお迎えすべく教室員一同、鋭意頑張っておりますので、是非とも新潟に足をお運び下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

2023年12月26日（初 稿）

2024年3月6日（一部修正）